はじめての障害児教育・支援速修ブログ

60分速修テキストのダイジェスト&補足資料を提供します。

仕事を続けるために➁何をしていいかいいかわからないとき?「うちのオカンに聞いたろ」

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  あなたは、もう「障害児もそうでない子も基本的に同じすじ道を通って発達する」ということを知っています。だから何をしていいかわからない時は、障害児であっても誰もが受けてきた普通の教育でOKなんです。んっ?誰もが受けてきた?それって、「ボク」も受けてきたやつか?

「よっしゃ、うちのオカンが生きてるうちにきいたろ」

 それでもいいのですが、一番確かなのは、保育所や幼稚園、小学校の先生に聞くのが一番です。で、あなたが運良く、そんなツテがあってとりあえず、ご近所の保育所や幼稚園を訪問したとします。

 そしたらきっと聞かれます。

「何歳児の活動内容が知りたいですか?」

 ええっ~!! 

 そうなんです。人間は、いくらビフテキに栄養があるからといって、乳児にビフテキは与えません。1歳児には1歳児の2歳児には2歳児の4歳児には、4歳児の保育内容があるのです。

「ど、どないしょ・・。担当の~君、何歳くらいの段階やろ、皆目検討つかん。では、またっ」となってしまいます。

 

結論-障害児にまずもって必要となる誰もが受けてきた普通の教育を保障するためには、発達の質が変化する時期で区切られる「発達段階」を把握しておくほうが便利なのです。

(続く)